民俗村は韓民族の民俗資料と民族文化遺産を収集・ 再現・復元・展示・公演・保存・伝授する民俗景観区域、韓民族文化の正体性を調査・研究して民族文化遺産と民俗資料を展示・教育する博物館区域、家族と一緒に様々な遊び施設を楽しめる家族公園と伝統料理を味わいながら工芸・ 記念品が買える伝統的な形態の市場と大きく分けられます。 |
 | |
|
|
|
 |
家畜小屋には実際に牛や馬が飼われて草を食んでいるし、オンドルと呼ばれる床暖房は昔ながらに「かまど」に薪がくべられあたたかくなっています。 韓服の生地を砧で打つこともでき、その音が韓屋に響き渡る感じも、砧を持つ手に伝わる振動も感じられます。 |
|
 |
昔ながらの遊び道具が広場にあるので実際に手にとって遊べたり、ハサミの音がにぎやかなアメ売りのおじさんが通り過ぎたりして、単に鑑賞するにとどまらない、当時の生活を肌で感じられる工夫がとてもユニーク。 作陶所や、真鍮器、竹細工、真鍮器、木工芸や韓紙等の工房、韓薬房、鍛冶屋、ドンドン酒造醸所等も興味深い。民族衣装を着て当時の方法で作業に専念する人の姿を見ることができ、また、買ったり食したりもできます。 | |
|
|
|
99部屋ある両班(ヤンバン)の屋敷も市場で食べるチジミやドンドン酒も最高。 | |
|
 |
99部屋ある両班(ヤンバン)の屋敷もみどころ。両班とは、本来、朝廷の公式行事での官僚の席次が、東(文官)・西(武官)に分かれていたことに由来する言葉で、官僚やその子孫に属するものを指しています。 彼らは科挙に合格して官僚になることができる、高い身分の家柄の人たちが多く、村々にいる両班の中にはひろい農地や奴婢などを所有する有力者も少なくありませんでした。 | |
|
市場ではビンデドック(緑豆で作る韓国版お好み焼き)やドンドン酒(もち米のお酒)などもいただけます。 青空市場に一歩踏み込めば、自分も当時のにぎやかな市場の一員となって楽しむことができます。 |
 | |
|
 |
また、民家は韓国各地の特色ある気候や暮らしの様子が、佇まいからうかがうことができます。 それぞれに趣のある佇まいは、非常に魅力的で、放送局の歴史ドラマの撮影場所としても頻繁に活用されているといいます。 日本の昔に似ているようで似ていない。それでいながらしっくりとなじめて、同じアジアのつながりを感じます。 | |
|
|
|
民俗景観地域の公演場では一日2回農楽・ノルティギ(板飛び)・綱渡り等を演じて、南部地方の大家(9号)では春・秋 一日 2回伝統婚礼を再現し、様々な節日には各展示家屋で多様な歳時風俗と信仰儀礼、民俗遊びなどを再現・公演します。 | |
|
|
 |
伝統楽器の演奏を伴った舞楽であり、農村で始まった伝統的な民族音楽。作物の豊穣を祈願しながら厳しい農作業の疲れを癒し、作業を活気づけるために、古くから始まった風習と伝えられています。けんがり(ゴング)やチャング(鼓)チン(どら)プク(太鼓)はそれぞれ雷、雨、雲、風を表しています。 11:00/15:00(毎日) | |
|
|
家に閉じこもってばかりいた当時の女性達にとって、空高く舞い上がるたびに垣間見られる外の世界は新鮮でした。休日や正月、端午の節句にする遊びだったとか。 11:30/15:30(毎日) |
 | |
|
|
 |
おじいさんが茶目っ気たっぷりに見事な技を見せてくれます。ハラハラドキドキ、しばし時の経つのも忘れて童心にかえってしまいます。 11:40/15:40(毎日) | |
|
|
このような伝統的な結婚式は、現在も、西洋式の結婚式の後に簡略化されて行われることが普通です。日本と同じ様に、ひとつひとつの行事や食材には意味が込められています。 12:00/16:00 (毎日(12月から2月は休演)) |
 | |
|
D/A/T/A |
場所 |
京畿道 水原市(スウォン市) ソウルより専用車で1時間所要 |
電話番号 |
031-288-0000 |
開園/館時間 |
夏季)9:00~18:00 (休日は30分延長) 冬季)9:00~17:00 |
休日 |
年中無休 |
入場料 |
個人)大人 /青少年 / 子供 団体)大人 /青少年 / 子供 *価格はお問い合わせ下さい。 |
日本語ガイド |
無し | | |