16世紀の終わり、陶磁器が珍重されていた時代。当時の武家社会では、千利休によって広められた茶の湯が盛んで、よい茶碗を持つことは藩の力の証明でもありました。 そこで武将の多くが、朝鮮から陶工を連れて帰国し、藩独自のやきものを発展させようとしたのです。上野、有田、薩摩、萩焼の歴史もここから始まります。 | |
そんな、いわば、「日本の焼き物のふるさと」での陶芸体験はいかがですか。 | |
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粘りがあって炎によく耐える良質の陶土、燃料の薪、澄んだ水、窯を築くのに適した斜面などに恵まれた利川は、韓国随一の陶芸の里として有名です。 陶芸体験の地は、 京畿道の東南端に位置する、ここ利川にあります。 山々と緑の田園に囲まれた伝統陶磁器の村まではソウルからのんびりと車で約1時間半のドライブとなります。 | |
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さて、一塊の土から何を作りましょう? 本来なら土は自分で練り上げるものですが、体験コースでは成型を済ませた作品は陶芸教室で乾燥、仕上げ、素焼きなどのあと、本焼きまで行ってくれます。しばし土塊とにらめっこ。肉じゃがを盛るのに良さそうなどっしりと温かい器?自分仕様のマグカップ? 土はどんなカタチにも姿を変えます。おいしい空気を胸いっぱいに吸いながら土を楽しみましょう。 |
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体験にはろくろと手びねり、絵付けのコースがあります。簡単そうで難しく、むずかしそうで簡単というのがろくろ。その技をマスターしていく快感があります。一方手びねりは根気よく、ひとつひとつの過程をこなしていくことで、自分好みのかたちに仕上げていく楽しさがあります。ちょっとかたちはいびつでも、その手作り感が手びねりならではの味。 高さも大きさも窯で焼くと15%ほど縮むので、ちょうどいいサイズになるよう予想して調整しましょう。 | |
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陶芸体験が終わったら、150軒あまりの窯もとがひしめく里に足を運んでみることをお勧めします。 あちらこちらと見て回れば、はっとするような自分好みの作品に出会えるかも。その他、陶芸美術館で名品を鑑賞するもよし、献上米として有名な利川米に舌鼓を打つもよし、また温泉もあります。たっぷりとやきものの里を堪能してください。 |
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青磁、白磁、粉青などの作品だけでなく、茶器、食器などの若手から著名作家までの生活磁器作品も広く販売。 2階の博物館コーナーには、土と火の調和で陶磁器が誕生する過程がわかりやすく展示され、楽しみながら作陶過程を学べるようになっている。人気の陶芸教室ではろくろ、手びねり、絵付けの体験が出来る。陶芸家が丁寧に指導してくれるので心配はいらない。秋には窯で焼いた「やき芋」もほおばれるおまけつき。 | |
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D/A/T/A |
営業場所 |
京畿道利川市(イチョン市) |
陶芸体験 コース料金表 |
体験時間 |
09:00~18:00(2時間所要) |
Aコース:陶磁器Painting |
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Bコース:自由成形 |
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Cコース:自由成形 +ろくろ体験 |
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*価格はお問い合わせ下さい。 | |
体験可能人数 (無料) |
2人以上 |
休業日 |
年中無休 |
日本語 |
可 |
支払い |
韓国ウォンのみ | | |