韓国競艇はそもそも、日本の栗原孝一郎選手が引退後、選手養成、競技運営、競艇施設及び審判運営までを訓練所教授として担い、今日に至っています。 韓国競艇は発展途上な分、これからまだしばらくは"見届ける楽しさ"があるといえましょう。 | |
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躍動する韓国競艇、3月から12月までの毎週水.木曜日開催! | |
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VIPルームで韓国競艇を楽しんでいた日本人観光客からのひとこと。 | |
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外国人である我々は、事前に予約すると無料でVIPルームが利用できます。ゆったりとしたシート。一席に一台ずつ設置されたモニター。全体を無理なく見渡せるガラス張りのその部屋で、舟券購入も払い戻しもできます。(10人以上観覧客がいる場合)。 しかし、重要なのはVIPルームで楽しんでいた競艇通の日本人観光客から大事なひとことを頂きましたのでご紹介します。 |
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友達同士の8人組だったんですが口をそろえて「とにかくスタートが遅くてスリットがばらばら」「スリットで1艇身出ていた艇が、1Mでは半艇身逆転されていることも当たり前のように起きる」とのこと。こんなスタートなので、1マークの決まり手は逃げと絞りまくりばかりです。 ブイ際の最内を差してくる選手もいるのですが、2着がいっぱいで頭までは届きません。したがって、「今の状況では、風向きやスロー、ダッシュなどの細かな要素を考慮して予想する必要はなく、しばらくは枠番、選手個人のスタート力、エンジン機力だけを見ておけば十分」との先駆者達の助言です。 | |
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競艇は6名の選手達が出戦して順位を争うピリッとするスリルあふれるモーターボートレースです。参加選手達は白色、黒、赤、青、黄、緑色などの番号別に決められた色彩のユニホームを着て1周600Mの競走コースを3周して順位を決定します。 | |
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競走舟券発売開始前、出場する選手達が競走コースを全速力で1~2周走ることで観客達にボートとモーターの性能を見せる過程です。展示航走が終わった後ではバックコース側の直線約150Mの航走タイムが発表されますが、これは競走予想のよい情報として活用することができます。この時、展示航走状態が良くなったり、転覆、落水した選手は出選手リストから除外されます。 |
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競艇の出発方式はフライングスタートとオンラインスタートの2種類に分けられますが、現在実行されているフライングスタートは競艇の御褒美といえます。フライングスタートによって競艇の真のスリルはゴールイン地点にあるのではなく、出発線にあるといっても過言ではありません。陸上競技のように全ての選手が出発線に立って同時に出発するオンラインスタート競走と異なり、フライングスタートは選手達が定められた 時間内に出発線を通過する方式です。 | |
すなわち出走信号と共にピットを出発する選手達は待機水面に出て待機行動をしながら0~2秒内に出発線を通過しなければなりません。 もし、出発時刻以前にスタートラインを通過すれば「フライング」(flying)、2秒超過して通過すれば「出遅れ」で、その選手は競走出場から場外され、その選手に賭けた金額は全額払い戻しです。 |
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ボートの主要材質は、ビーチ合板とメランティー合板、長さ2900mm、幅1320mm、重量75kgとなります。主要構成は、方向を調節するステアリングホイールと速度調節装置のスローットルレバー、選手保護のため、カウリングとソフトバウで構成されています。 競艇競走は、ボート内部にモータをつけたひとり乗りの船外機を使い、 競技前の推選を通じて選手が使うボートとモーターが決まります。 | |
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重要なモーターは、排気量429cc2サイクル2シリンダーエンジンを装着し、燃料はガソリンにオイルを添加した混合燃料を使います。そして、推進力を作るパワーユニットとこの力をプロペラの回転運動に変換、伝達するロワーユニット、点火時期手調節電気装置のマグネットシステム等により構成されいいる。最大速力は時速75kmで、最高出力は30馬力程度です。 |
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競艇の賭け方は5つの方式があり、各勝式によって入賞者を的中する場合配当率に従って払戻金が受けられます。 なお、記入方法やかけ方などは基本的に日本のそれとほぼ同じ。 | |
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*単勝式 :1位の選手を的中させる方式。 *連勝式 :1,2位の選手の中で1名を的中させる方式。 *複勝式 :1,2位の選手2名を順位に関係なく的中させる方式。 *双勝式 :1,2位の選手2名を順位を正確にく的中させる方式。 *3複勝式:1,2,3位の選手3名を順位に関係なく的中させる方式。 | |
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舟券は最低100ウォン(約10円)から最高5万ウォン(約5千円)まで購入できます。 | |
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D/A/T/A |
場所 |
京畿道 河南市(ギョンギド パナンシ)、ソウルより専用車で40分所要 |
電話番号 |
031)790-8125 |
競艇競走 |
3月~12月 毎週水、木曜日 第1レース:11時45分~最終レース:17時35分 |
入場料 |
200ウォン |
日本語 |
無し | | |