特大たらば蟹6万ウォン、鮑1キロ7万ウォン、大きなロブスター一匹7万ウォン、、 市場の活気にうながされてついつい興奮してしまうっ! | |
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「長いエプロンに長靴姿」 「魚市場独特の威勢のいい掛け声」市場はこうでなくっちゃと期待していた通りの風景がおしよせる。 特に200Mに渡って両側にずらりと生け簀の並んだ通りではカニ、ヒラメ、タコ、アワビ等がとりどりに用意されている。 各水槽には原産地表示が義務付けされており、ザーザーと惜し気もなく水があふれ流れだしている。 |
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「たらば1キロ / 1万8千、まつば1キロ / 1万5千、鯛1キロ / 3万、ひらめすずき1キロ / 3万5千」とおじちゃんは威勢良くまくし立てるけど、1キロ単位で聞いてもピンとこない。 自分のペースを取り戻そうと「1キロあたりの値段はもういいからこれくらいの大きさのものならどれくらいなのか知りたいのです!」といったん仕切ってみる。 | |
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が、またも「大きい鯛は6万、鮑1キロなら大きいの7個中くらいの11個、毛蟹小さいの2万中くらい4万大きいの5万」と畳み込まれるような迫力で、しばしおじちゃんの口元をぼーぜんと見入ってしまう。 終いになんだか意識が朦朧として来て、食べたいものをあれもこれもと買ってしまう。買いすぎてしまったかとちょっと心配しながら、ずっしりと重いビニール袋を提げ食堂へ向かう。 |
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今買って来た魚を刺身屋、「チョンヘジン」で好みに調理してもらう。魚市場の食堂というと、どこかヌルヌルとした生臭いような、湿気てじめじめしているような、寒々しいような、そんなところが多い。 でもここチョンヘジンは、畳じきではないにせよ(もちろん嬉しいオンドル)、ちょっと日本の宴会場のようなこざっぱりとした安心感がある。店内は3つに仕切ることも出来て、ザワザワと落ち着かないということがない。 | |
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ここでは、お通しともいえる場所代が付く、一人当たり2千~4千ウォンの「薬味セット」である。刺身を食べるのに「薬味セット」って何と不思議に思われる方もあるだろう。 韓国では刺身を食べる際にも焼肉同様サンチュなどの葉野菜に韓国の醤油やわさび、辛唐辛子味噌をつけて包んで食べる。いわゆる、付き出し代である。 |
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市場で買って来た魚は、身を刺身にアラは鍋に、カニと海老などは焼き物、蒸し物とどのようにも注文できる。 ただ、作るときの手間賃だけを支払えばよいというシステム (飲み物代は別払い) であり、夜は勤め帰りのサラリーマン達で賑わう。 |
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これなら街中でつまらないものを食べるよりはうまく買い物をすれば、かなりリーズナブルな値段で新鮮で美味しい魚が満足行くまで食べられるし、北海道の「カニ食べ放題ツアー」参加料金であれば韓国の水産市場では旅行代が落ちるかもしれません。 | |
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韓国流の刺身の食べ方になれない方、新鮮素材の味を吟味したいという方は刺身醤油を日本から持参して来ることをお勧めする。 | |
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D/A/T/A |
営業場所 |
鷺梁津洞(ノリャンジンドン) |
主なメニューと価額 |
営業時間 |
10:00 ~ 23:00 |
チョンヘジン |
お通し 一人分 |
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メウンタン2人分 |
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*価格はお問い合わせ下さい。 お魚とカニ類、アワビは時期により値段が異なります。 | |
ビックアップ |
不可 |
休業日 |
旧正月、旧盆 |
日本語 |
可 |
支払い |
信用カード&韓国ウォン | | |