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この料理はもともと、太祖の李成桂(イ・ソンギェ=朝鮮初代王)の時代、日照りが激しく祈雨祭を行った後、供物として捧げられた牛を釜に入れて煮込んだ後、そこに参加した庶民らに配って食べさせたことがその由来です。 このときから豊作祈願を行う日は、牛を殺してソルロンタンを作り、王と庶民らが共に食べたと言います。 高官大爵や庶民層ともに誰もが楽しむ韓国の最も大衆的な食べ物なのです。 |
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ソルロンタンは漢字で「雪濃湯」と書きます。 その「雪」の字のとおり、臭みのない白いスープです。そして「濃」の部分は牛の足の骨や臀部の肉、あばら骨、足の筋肉、牛舌、肺、脾臓、牛の頭の肉や骨と胸元の肉と骨、膝の内側の肉、などを1日かけて煮込んだものなのでそこから来ているのでしょうか。 | |
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煮込んだ部位を列挙して並べてみると、世にも恐ろしいギトギトスープかなと思われますが、ソルロンタンは意外に淡白なあっさりスープ。 内臓特有の臭みは少しもありません。 もちろん栄養たっぷり、コラーゲンたっぷり、美容にも健康にも良く、疲れて食欲が無いときにもおいしく食べられます。体も温まって寒い冬にはぴったり。朝ごはんや夜食にもお勧めです。 |
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塩やねぎと一緒にキムチもいれて、白いスープを赤くして食べるのが韓国流 | |
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付け合せのキムチとカクテギは各テーブルの上においてあって食べたいだけとってもOK。そのキムチが絶品。 白菜の長い葉のままのキムチを例のごとくハサミでパツンパツンと切って取り皿へ。なんとも表現しがたい非常に高度で繊細な食べ物であると再認識させられます。 「おいしいキムチとはどんなものぞや」とこれを食べに来るだけでも価値がある程のおいしさです。 | |
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D/A/T/A |
営業場所 |
鍾路(ジョンロ) |
主なメニューと価額 |
営業時間 |
07:30~21:30 |
*価格はお問い合わせ下さい。 |
ビックアップ |
不可 |
休業日 |
毎月第1日曜日 |
日本語 |
不可 |
支払い |
信用カード&韓国ウォンのみ | | |