東西に500m、南北に200mほど広がる、面積10万㎡の市場。足を踏み入れるとそこは、人も物もパワー炸裂の熱気。さぁ~、そのパワーに負けず、気合を入れて南大門市場中を大捜索! | |
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ソウル市民の台所と言われる南大門市場は、古くは李朝時代から続いてきた600年を超える長い歴史を持っています。 今ではおよそ2万坪の広さに1万件以上の店舗がひしめき合っていて、通行人口は普段でも平均35万人が行きかい、海外旅行客だけでも一日平均8000人もの人が訪れる巨大市場です。 あらゆる物が売られている南大門市場は、夏でも、真冬でも活気にあふれかえっています。 |
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ショッピングモールが立ち並ぶ東大門市場の雰囲気に比べて、昔ながらの在来市場の形態を今に保ち続ける南大門市場は普段着のままのお買い物ができるところ。 広いので喉が渇いたらジュース、おなかがすいたら屋台でちょっと一休み、そんな気軽さが楽しい。南大門市場の食堂街は国内でも有名で、特に太刀魚の煮つけの食堂が立ち並んだ通りは、韓国各地からわざわざ食べに来る人がいるほどで、その美味しさでこの安さこそが南大門市場の最大の魅力の一つと言えます。 | |
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とにかく、老人まで活発に働いているのが南大門市場独特の雰囲気。卸売り市場なので、価格も東大門市場に比べて安い。しかも、無いものが無いのが南大門市場に人が押し寄せる最大の理由。 | |
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野菜や、魚介類、豚肉などの食材のお店が並んでいたかと思うと、いつの間にかお土産用の高麗人参をはじめとする漢方食品のお店がズラリ、店先では観光客とお店のオジサンのディスカウント攻防でとてもにぎやか。 南大門市場で売っている高麗人参製品の品質は世界的にも有名な品質を誇っているので、他で買うよりは安くていいものが手に入ります。とにかく南大門市場中どこでも人、ひと、ヒトといった印象。しかも、一日では到底回りきることのできない広さ。 |
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夜の南大門市場は仕事の帰りに軽く一杯できる屋台が点々と立ち並ぶ。そのスタイルはテント張りで数種類の本格料理を味わえるお店から、椅子を置いただけのリアカー式屋台、手押し車の立ち食い式など色々。主なメニューはチヂミ、焼き鳥、スンデ、ラーメン、トッポッキなどなど。韓国の焼酎やマッコリを飲みながら、食べる屋台料理。日本の昔懐かしい雰囲気をここ南大門市場で味合えると思います。 | |
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東大門でファッショナブルなショッピングをするのもいいけど、お目当ての物をどこよりも安くゲットするためには、なりふりかまわずガメツク食い下がるガッツを出して駆け引きするのも南大門市場ならではの楽しみ。 そんな一日も旅先ならではの体験で、かなり忘れられない旅の思い出になるのではないでしょうか。 |
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