新羅の芸術が蘇える場所
慶州と言えば新羅時代の歴史や文化が今でも存在する都市として有名ですが、こちらの『慶州民族工芸村』は、新羅時代の人たちが作り上げてきた伝統工芸品が保存され現代の人たちに伝えるべくできた民俗工芸団地村です。種類は金属、木工芸、陶磁器、水晶、刺繍、韓服、竹工芸など伝統ある新羅の芸術品が展示、販売されています。
それぞれ5千年の歴史を受け継ぐ職人さん達が芸術品や工芸品を再現し、今に蘇えらせています。また工芸村では作業過程を直接見学したり、体験施設も設けているので新羅の芸術品を学ぶには大変良い機会になりそうですよね!!それでは、早速中へ入ってみましょう~~。
見学、体験が同時に楽しめる
こちらの新羅窯では、職人さんが作業場で新羅土器の製作過程を見学でき更に直接体験もでます。ろくろを回す貴重な体験もできるのでぜひ足を運ぶ価値ありです。
民族工芸村の中にある
『新羅窯』は
遺跡から発掘された新羅土器を研究し、新羅時代の土器を現代に蘇えらせています。
陶工3代目を引き継ぐ柳先生は新羅土器再製の先駆者としてこちらの工房を守り続けています。柳先生の作品は評価が高く、どの作品も素朴な魅力に溢れています。
出来上がった製作品は外にある窯で焼かれます。新羅土器の特徴はこの窯の中で1300度の高温でじっくり丁寧に5日間焼かれます。焼きあがった後の窯は冷えるのに数日がかかる為、窯に実際に火が入るのは1年に数回だそうです。(下の写真が窯と窯の内部)
展示場の見学もお忘れて行けませんよ!!こちらでは新羅土器の展示販売もしています。
MBCドラマ「善徳女優」の撮影でも使用された物と同じ食器類もあります。お土産や記念品に購入しても良いですよね。
国宝として保管されてきた国立慶州博物館の同じ土器も再現されて展示、販売されていますよ!!
その他見所がたくさんで時間を忘れてしまう
最後は新羅歴史科学館へ