韓国人の一生を垣間見れる博物館
国立民俗博物館は、ソウルの中心部の鍾路区世宗路1街、景福宮の宮内にあります。民俗博物館では、韓国の伝統的な生活文化を総合的に見ることができるようになっていて、特に朝鮮時代を中心に、当時の一般庶民の伝統民俗文化と貴族社会の文化の両面を見ることができます。常設展示館は、第1展示室は「韓民族生活文化史室」、第2展示室は「生活と物資室」、第3展示室は「韓国人の一生室」となっています。特に、第3展示室の「韓国人の一生室」は、韓国人が生まれてから死ぬまでの間に、誰もが経験する冠婚喪祭を扱っています。出生と教育、冠礼と婚礼、交通と通信、伝統的な遊びと社会制度、民間信仰、喪礼、祭礼などが展示され、韓国人として生まれてから生涯をまっとうするまで、どのような儀式をし、またどんなものに接して生きて行くのかを、社会生活全般にわたって展示しています。
国立民俗博物館