眠らない街・・・東大門市場!オールナイトでショッピング
東大門市場は南大門市場と並ぶソウルの二大市場の一つです。ソウルにある四大門の一つ興仁之門(東大門)の西側に位置しています。日本人の間では、一般的に「東大門市場」「東大門総合市場」「広蔵市場」「平和市場」の四つの市場を総合して「東大門市場」と呼んでいます。「斗山タワー」や「ミリオレ」などのファッションビルが立ち並んでいるので、南大門市場に比べると若者が多いようです。小売ですが、値札を掲げず直接価格交渉を行うスタイルで取引をする店が多いです。市場は小売を行うほかに、地方からの買い付けに来る業者に対する問屋としての機能も持っているため、高速バスの運行時間に合わせ夕方から翌朝にかけて営業しています。
広大な敷地に存在する在来市場群とファッションビル群
東大門市場へは
地下鉄1号線、4号線東大門駅6~9番出口を出るパターンと、
地下鉄2号線、
4号線、
5号線東大門歴史文化公園駅13番、14番出口を出るパターンがあります。東大門市場と一言で言っても、とても広いので、
「東大門市場」や
「ファッションビル群」の場合なら東大門駅8番出口と東大門歴史文化公園駅13番、14番出口。
「東大門総合市場」の場合なら、東大門駅8番、9番出口。
「広蔵市場」の場合なら鐘路5街駅7番、8番出口。
「平和市場」の場合なら東大門駅8番出口と目的場所のよって使い分けるのがよいでしょう。また東大門市場の規模は、とても広く南北に300m、東西には1000mも広がっています。それぞれの在来市場やファッションビルも少しずつ離れて存在しているので、堅く買物をするには時間とコースをあらかじめ決めておくのがお勧めです。また、東大門市場には、
奨忠洞チントゥブチッ、
チンオックァハルメ元祖タッカンマリがあります。
東大門の歴史について少し触れ合ってみましょう!
南大門市場とともに長い歴史を持つ総合市場。東大門市場の北に位置する東大門(トンデムン)は、正式名称を興仁之門といい、朝鮮時代には城郭の東側を守っていた門でした。この興仁之門は1963年1月21日、宝物第1号に指定されました。興仁之門は、朝鮮時代の太祖5年(1396年)に 都の東門として建てられ高宗6年(1869年)に改修され現在に至っています。
東大門を中心に形成された東大門市場は大きく2つのエリアに分かれる
この東大門を中心に形成された東大門市場は、観光客にも人気のショッピングエリアのひとつで大きく2つのエリアに分かれています。一つは西側にある大型ファッションビル群です。雑居ビルの小さなブースではオリジナルの商品を売る20~30代の若いデザイナーも多いのです。またビルの前にあるステージでは韓国かっこういい様々なイベントを楽しむことが出来ます。
もうひとつは北側にある広蔵市場や東大門総合市場、平和市場などの旧商店街エリアです。扱われている商品は生地、カバン、靴、本、雑貨、衣類、婚礼用品、韓服、寝具、スポーツ用品、皮革製品と実に様々。どちらも卸、小売専門ですが旧エリアは問屋の様相が強いようです。豊富な品揃えとそして、その安さで韓国の地方の卸商や日本を始めとするアジア、ロシア等から買い付けに来るバイヤーなど多いのが特徴です。
旅に来て夜の時間を有効に・・・
いかがでしたでしょうか?東大門市場・・・韓国旅行に来て時間の限られてる観光客にとっては、夜の時間を有効利用できるのは本当にありがたいですよね。服や靴、かばんなど日本で買うよりも、ず~っとお買い得な値段で買えるのが、うれしいです。夜は長い!さあ、気合を入れてショッピングに、いざ出陣!